エクセルの原理
エクセルの原理は次の3段階に分かれます。
エクセル治療の流れ
1. ダイオードレーザーの照射
エクセルのパッド
パッド
エクセル(Xcell)のパッドより照射されるダイオードレーザーにより、脂肪細胞に中にある中性脂肪(トリグリセリド)が脂肪酸とグリセロールに分解され、細胞外へ放出されます。放出された脂肪酸(遊離脂肪酸)とグリセロールはリンパ液に乗って、血液中に入ります。
また、ダイオードレーザー照射中には鼠蹊部などのリンパ節にリンパ節を刺激するプローブを置きます。これはリンパ液の流れをよくして、遊離脂肪酸とグリセロールの代謝をよくするためです。
パッドからのダイオードレーザーが皮下組織に浸透し、各脂肪細胞を照射します。
(電子顕微鏡で見た脂肪細胞)
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エクセル施術前:脂肪を蓄えた丸く太った脂肪細
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4分間のレーザー照射で、脂肪細胞から80%の脂肪が遊離されているところ
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6分間のレーザー照射で、脂肪細胞からほぼ100%の脂肪が遊離され、脂肪細胞がしぼんでいる状態
2. バキュームマッサージ
①バキュームマッサージハンドピース
②658nmと785nmのレーザーダイオード
③こぶし状のローラーがマッサージ圧を最大化する
脂肪組織をバキュームしながら、脂肪組織を約10分間マッサージします(バキュームマッサージ)。これによりダイオードレーザーの照射で細胞外に出た脂肪酸とグリセロールがリンパ管に合流することを促し、脂肪酸やグリセロールは最終的に血液中に流入します。また、バキュームマッサージを受けている間も、バキューム機よりもダイオードレーザーが照射されております。
なお、血液中の脂肪酸とグリセロール最終的に肝臓でエネルギーとして燃焼されます※。
3. ラジオ波(RF)
ラジオ波を脂肪組織に照射することで、ラジオ波の高周波エネルギーが皮膚内のコラーゲン産生を促し、その結果、セルライトや脂肪でたるんだ皮膚の引き締め・タイトニングが行われます。